羽生結弦選手、「尿膜管遺残症」になり手術を受け入院 [時事]




つい先日、練習中の怪我により、多くの人たちから心配されていた、
フィギュアスケート男子の羽生結弦選手が、今度は「尿膜管遺残症」になり、
手術を受け入院されてしまったようです。


この「尿膜管遺残症」というのは、普段あまり耳にしたことがない病でしたので、
どのようなものなのかさらっと簡単に調べてみました。


胎児期に、母親から栄養をもらったり、老廃物を排出している臍の緒の存在というのは
既に世の中の殆どの人が知るところになっていると思います。


そしてその胎児期の老廃物(上述の場合は尿)の排出に深く関わっているのが、
胎児と臍の緒に直接繋がっている、今回の病名にて知るところとなった「尿膜管」
というらしいです。


この胎児の膀胱から直接出て、自分の腹部の正中を通り、臍の緒と呼ばれている
部分に接続された「尿膜管」の存在により、胎児期は誕生してから遣われるようになる
通常の排出器官を使わずに、排出行為をしているのだとか。


そして、この部分は通常であれば、出生時に自然に閉鎖されてしまうらしいです。


ところが、中にはこれに該当しない人も少なからず存在しているらしく、
それが閉鎖されることなく残ってしまうそうです。


それは、結局本来なら不要の退廃した器官となる訳ですから、何らかの菌に侵され、
その部分が化膿し、いわゆるお臍と呼ばれているところから、膿が出て強烈な激痛を
伴うようになるみたいです。


ん~、自分では理解できても、説明するの難しいですね。


軽い場合には抗生物質で抑えることも出来るようですが、今回の羽生結弦選手のように、
重症化しているだろうと予想される場合には、この部分を切除(摘出)するという
手術を受けられたものと考えらます。





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