危険なインフレターゲットの導入

消費者物価2％上昇を目指すインフレターゲットを
白川方明日銀総裁が明らかにしました。


これにより、ますます以前に記述させてもらいました
以下の記事のようなことが忍び寄ってきているように感じられます。


日本沈没の秒読み開始/世論調査で自民党が過半数を確保


本来なら、インフレターゲットを導入すれば
デフレスパイラル脱却ばかりでなく円安による輸出拡大が見込めて、
現在問題になっている消費税増税などが不要になってくるということが
通常であれば期待できるのですが、いかんせん今は時代が規模は
分かりませんが変革期を迎えているときなので
単純に「こうすば、こうなるはずだ」という方程式は成り立たないと
思われます。


おそらく、インフレターゲットの思惑は外れ、
今後は物価は上がるけれど、所得は上昇することなく、
ますます実体経済の景気は冷え込み、
株価や原油価格などの市場は順調に上昇し、
非常にいびつな経済構造となり庶民はこれまで以上に
苦しい生活状況に追い込まれていくことになるでしょう。


ということで、これは何の光も見えない
危険なインフレターゲットの導入と言うことになるでしょう。


まぁ、それでも何を期待したのか分かりませんが、
選挙で○○党を圧勝させてしまった、
国民にその責任があることは否定できませんので、
そのような流れになっても素直に受け入れざるを得ないでしょう。

タグ：消費者物価2％上昇 危険なインフレターゲット